参考書籍:かんき出版 岩井俊憲著 人生が大きく変わる アドラー心理学入門
アドラーの心理学を踏まえたコミュニケーション
こちらの投稿に、よい人間関係を築くための大切な6つの姿勢が書かれています
また、人間関係の深まりの3段階について書かれていて、相手と自分がどのような関係であるのか分かります
コミュニケーションを取るのに大切な事柄なので、是非読んでみて下さい
コミュニケーションを上手に取るための2つのポイント
1.観察
・言語的な要素
…言葉そのもの、言い方や声の大きさ、トーン、スピード
例)ゆっくり話していたのに急に早口になった→嘘をついたり、焦っている
・非言語的な要素
…表情、視線、身振り、姿勢、呼吸の速さ
例)手を握り占めていたのに、身振り手振りを始めた→緊張していたのが、積極的な気持ちに変わったサイン
2.聴く
聴くとは
・集中して意識的・積極的・能動的にきく
・一生懸命にきき漏らさないようにきく
・相手が興味をもっていることに関心をもってきく
・質問を交えながら、相手のペースに合わせてきく
*聴き上手になるためのポイント*
・相手よりややきちんとした姿勢で聴く
・相手よりやや節度のある態度で聴く
・相手との関係に合わせた適度な距離をとる
・話し手の話題にあった表情を心がける
・視線は相手ののどから胸あたりに向ける
・話の腰を折らず、あいづちを打つ
・相手の話を引き出す質問をする
・相手に話の要点を確認する
そして観察、聴くポイントを踏まえて、相手に興味がある態度(共感的態度)を示すことが大切である
*コミュニケーションを取る時に注意すること*
・えらい、がんばったよね、やったじゃないなどの褒め言葉は使わない
…一見よいメッセージのように聞こえるが、相手を評価するような態度や上から目線で話されている様に聞こえる場合がある
相手は次第に褒められないとやらない、ご褒美がないと動かないという人になってしまう
・褒めるのではなく、勇気づける言葉で伝える
とても助かったよ、私もうれしい!、努力してきたところだよねなど
…尊敬・信頼・共感の思いで伝えると、困難を克服する活力を与えることができ相手が自分から動くようになる
こちらの本にアドラー心理学の内容が詳しく書かれています
図やイラストが豊富にあり、年齢問わず読みやすい内容となっているので、是非読んでみて下さい