コロナ禍での過剰な不安が引き起こす心の病
人は長期間にわたってストレスや不安にさらされてしまうと、精神疾患を発症する可能性がある
*コロナ禍で増えた心の病*
1.コロナうつ
・深い悲しみや空虚感を伴う抑うつ状態
・興味や喜びが感じられなくなり、意欲が無くなる
・不眠や食欲が無くなる
・どう行動すればよいのか分からなくなる
このような状態が2週間以上続くと、うつ病と診断されることがある
コロナうつは、一般的なうつとは違い抗うつ剤が効かない可能性がある
2.不安症₍不安障害₎
・特定の状況に過剰な不安を感じてしまう
例₎人からの視線や言葉、閉所・高所、暗所、理由のわからないもの
コロナ禍では、咳やくしゃみをしたら周囲から注目されるのではないかという不安
・発汗や動悸、過呼吸などの症状がみられる
3.強迫症
・これをしないと不安だという強迫観念にとらわれ特定の行動を繰り返す
例₎何度も手を洗う、鍵や火の元を何度も確認する、左右対称や特定の数字にこだわる
コロナ禍では、ウィルスが手に付いていたらどうしようと不安になり、何度も手を洗う例がある
4.依存症
・アルコールやギャンブルなど特定の行為がやめられなくなってしまう
コロナ禍では、自粛生活のストレス解消のため自宅でお酒を飲んでいるといつに間にか依存症になっていた例がある
*こちらの本により詳しく書かれているので、ぜひ読んでみて下さい*