参考書籍:株式会社大洋図書 和尚が伝える心が軽くなるブッダの言葉
*過去にも投稿しているで是非ご覧ください*
仏陀の言葉㊳ 自分の欲に打ち克つ
【戦場において百万人の敵に勝つとも、ただひとつに自己に克つ者こそ、実に不敗の勝利者である。】
あらゆる心の苦しみは、何かがほしいのに手に入らないがゆえに生まれる
自分の心や怒り、愚かさに打ち克ち、自分自身の幸せを得ること
仏陀の言葉㊴ 物事は思い通りにいかないと知る
【一切の形成されたものは無常である₍諸行無常₎と明らかな智慧をもって観るときに、ひとは苦しみから遠ざかり離れる。これこそが人が清らかになる道である。】
私たちは自分が見たいように物事を見る
目の前にあるもの、見ているものが、全部自分の想定通りにずっとそのまま変わらずにあると思いがちである
しかし、あらゆる事象は時々刻々と死滅へと向かい進んでいる
そのような見方ができれば、物事は思い通りにいかないことが当たり前になり苦しまなくて済む
仏陀の言葉㊵ 自分が絶対に正しいと思わない
【世間では、人は諸々の見解のうちで優れているとみなす見解を最上のものであると考えて、それよりも他の見解はすべてつまらないものであると説く。それ故にかれは諸々の論争を超えることがない。】
自分が知っている一部だけで判断して、全体像を見たような気になってはいけない
自分が絶対に正しいと思っていることは、実は物事の一部で見えてないことの方が多い
物事を表面的な現象だけではなく、必ずいろいろな側面があることを忘れてはいけない
仏陀の言葉㊶ お金に縛られない
【たとえ貨幣の雨を降らすとも、欲望の満足されることはない。快楽の味は短くて苦痛であると知るのが賢者である。】
どんなに裕福でも心の憂いがなくなることはない
人間の欲には切りがない
欲に振り回されるのは、愚かなことである
仏陀の言葉㊷ いまあるものに目を向ける
【足ることを知る者は、貧しい生活をしていても心は常に豊かである。足ることを知らない者は、天にある宮殿のようなところに住んでも心が満たされることはない。豊かであっても心は常に貧しい。】
ないものや失ったものばかりに目を向けて、人と比較して勝負しても意味がない
とにかくあるものに目を向けることから可能性が出てくる
あるものを活かして何ができるのかを考えていく。これが知恵である