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konohana blog

【心理】 ストレスとは 正しく理解するためのポイント①

参考書籍:ニュートンムック 別冊Newton 心理学実践編

 

ストレスとは

・原因となる物理的・精神的な刺激…ストレッサー

・身体に生じる様々な症状…ストレス反応

この2つを組み合わせたものが、ストレスと言われる

 

例)対人トラブル₍ストレッサー₎によって胃腸に不調₍ストレス反応₎が起こる

 

ストレスの感じ方は人それぞれ

脳の偏桃体が過敏に反応する人はストレスに過敏であると言われている

過去の記憶から無意識にストレスの強さを判断している

 

*日常生活でストレスを感じる原因とストレスの強さトップ10*

1位 配偶者の死 100

2位 離婚 73

3位 別居 65

4位 服役 63

5位 近親者の死 63

6位 自分のけがや病気 53

7位 結婚 50

8位 解雇 47

9位 夫婦間の和解₍調停₎ 45

10位 定年退職 45

 

ストレスは悪いイメージがあるが、結婚などのポジティブな出来事にもストレスを感じている

 

 

ストレスが蓄積する思考

瞬間的な判断ミス₍認知のゆがみ₎がストレスの原因となる

ゆがんだ認知にしばられてしまうと思考が極端になってしまい、ストレスを感じやすくなる

情報をきちんと集めて、その情報を焦らず適正に判断することが出来れば、大きなストレスを感じることが少なくなる

 

*認知のゆがみを引き起こす6つの思考*

思い込み・決めつけ

…根拠が不十分なのに、自分の考えを疑わず、相手の意見を聞けなくなってしまう思考

こういった瞬間的な判断にしばられると、思考が飛躍してしまったり、物事を拡大解釈してしまう

 

白黒思考

…限られた情報から判断できないような出来事に対しても、あいまいな状態に耐えられずAかBかはっきりさせようとしてしまう思考

 

べき思考

…「片づけるべき」などルールを強く意識したり、「こうするべきだった」などと過去について考えてしまう思考

 

自己批判

…あらゆる出来事に対して自分に責任があると考えてしまう思考

 

深読み

…根拠もないのに、相手の気持ちを一方的に決めつけてしまうような思考

実際にその考えが正しいかはわからないため、大きな誤解を生みストレスの原因となる

 

先読み

…将来に悲観的になり、勝手に自分の行動や考えを制限してしまうような思考

この思考にしばられると、心配ばかりしている状況にストレスを感じる悪循環に陥る