参考書籍:ニュートンムック 別冊Newton ゼロからわかる心理学
記憶のエラーを起こす7つの要因
1.物忘れ…忘却や病的なもの
2.不注意…予定の失念など
3.妨害…名前の度忘れなど
4.混乱…デジャブなど
5.暗示…出生時の記憶を覚えている気になるなど
6.書き換え…バイアスなど
7.つきまとい…トラウマなど
眼などの感覚器官は、脳へ膨大な量の情報を入力する
私たちが意識するのはその一部だけで、さらにその一部が脳の海馬で記憶される
見たものすべてを記憶していたら、すぐに容量がオーバーになるため忘れる様になっている
実験によると、20分後に4割、1日後には7割近くが忘れるようになっている
記憶はつねに正確なものであるというのは誤った信念である
記憶は生きることの根幹であり、エラーはつきものである
誤りやすいと知ったうえで上手く付き合っていくことが必要
忘れづらい記憶
1.宣言的記憶
…出来事の思い出 ₍エピソード記憶₎や勉学によって身につく知識 ₍意味記憶₎
2.非宣言的/手つづき的記憶
…スポーツでの体の動かし方₍技能・習慣₎や使ったことのある商品のCMを見ると、その記憶の影響で商品を買いたくなる現象₍古典的条件づけ₎