参考書籍:株式会社大洋図書 和尚が伝える心が軽くなるブッダの言葉
過去にも投稿しているので是非ご覧下さい
仏陀の言葉㉞ 間違えたら何度でもやり直す
【以前には、悪い行ないをした人でも、のちに善によってつぐなうならば、その人はこの世を照らす。雲を離れた月のように。】
こうなりたいという目的に向かう誓いと願いを持って、何度も何度も反省しながら自分を成長させていくことが修行である
自分の人格を向上させることが最終目標であるため、少し間違ったとしても何度でも修正していかなければならない
人生で失敗しても、自分の心に少しでも思いやりと穏やかさをもって死んでいければ、幸せである
仏陀の言葉㉟ 他人との勝ち負けにこだわらない
【勝利からは恨みが起こる。敗れた人は苦しんで臥す。勝敗を捨てて、安らぎに帰した人は、安らかに臥す。】
他人と自分を比較し₍慢₎、卑屈になったり優越感を得ることは良くないが、切磋琢磨という言葉があるように、ライバルの存在により気づいたら自分の能力が伸びていることがある
これは₍慢₎を正しく利用している
勝負を挑む相手は他人ではなく過去の自分であり、常に自分を成長させることが大切である
仏陀の言葉㊱ 時には自分自身を省みる
【他人の過失は見やすいけれども、自己の過失は見がたい。ひとは他人の過失をもみ殻のように吹き散らす。しかし、自分の過失は、隠してしまう。】
私たちは外のことはよく知っているのに、自分自身については知らない
自分のことを知らないことから愚かさが生まれる
自分を観察して、行動を省みて分析していく
このことが巧みに生きていくためにはとても重要である
仏陀の言葉㊲ とにかく行動を起こす
【うるわしく、あでやかに咲く花でも、香りがないものがあるように、善く説かれた言葉でも、それを実行しない人には実りがない。】
その人の言葉や所有物を見るのではなく、実際にその人が何をしたか、行動を見ることでその人が尊敬や信用に値する人かどうかがわかる
あらゆることに関して自分が下手であることを自覚し、巧みに生きるために行動を起こすことが大切である