参考書籍:株式会社大洋図書 和尚が伝える心が軽くなるブッダの言葉
仏陀の言葉⑮ 付き合う人や仲間を選ぶ
【悪いと友と交わるな。卑しい人と交わるな。善い友と交われ。尊い人と交われ。】
どんな自分も認めてくれる人がいるが、それは自分を本当の友達と思ってないからこそ、耳当たりの良い言葉しか言わない
本当に自分の事を思って諭してくれる人、良い方向に導いてくれる人、ためになる事を教えてくれる人、そういった善友と付き合うことが大切である
仏陀の言葉⑯ 悪友を見極めて遠ざける
【粗暴・残酷であって、陰口を言い、友を裏切り、無慈悲で、極めて傲慢であり、ものおしみする性で、何びとにも与えない人々。これがなまぐさである。肉食することが、なまぐさいではない。】
4種類の遠ざけるべき悪友
①何ものでも取っていく人
・人にはわずかしか与えないのに、受け取るときはできるだけ多く得ようとする人
・自分の利益のみを追求する人
②言葉だけの人
・あのときこうしてあげたのにと、過去の事を恩に着せる人
・今度こうしてあげるからと未来のことに関して装う人
・なすべきことが迫ってくると、都合が悪いと言い出す人
③口当たりのよい言葉を語る人
・目の前ではお世辞を言い、裏では陰口を叩く人
・うわべだけはうまい言葉を語り、中身が伴っていない人
④ギャンブル・お酒に溺れる人
・飲酒、ギャンブルに明け暮れている人
見極め方は、その人の言葉ではなく、行為や成したことを見る
仏陀の言葉⑰ 善友を見極めて交わる
【これらの四種類の友人は親友₍心のこもった友₎であると知るべきである。】
付き合うべき四種類の善友
①助けてくれる人
・元気がない時に守ってくれる人
・正常な判断ができなくなった時に正しい行動に向かわせる人
②苦しい時も楽しい時も一様である
・窮地に陥っている時に見捨てず、辛い時も一緒にいてくれる人
③自分のためを思って話してくれる人
・悪い道に入らないように忠告してくれ、大切な情報を教えてくれる人
④同情してくれる人
・上り調子の時は一緒に喜んでくれ、落ち目になったら心配してくれる人
・人から悪口を言われた時に、弁護してくれる人
自分に良い影響を与えてくれる人が善友である