参考書籍:ニュートンムック 別冊Newton 心理学実践編
ストレスによって引き起こされる症状
全身症状
…肩こり・腰痛・頭痛・手足のしびれ・冷え性
心臓病や糖尿病
過食症・味覚の喪失
皮膚の異常
…アトピー性皮膚炎・円形性脱毛症
消化系の異常
呼吸器系の異常
…喘息症状の悪化・過呼吸
口内環境の異常
めまい、耳鳴り
…メニエール病の原因
*ストレスによる心身症を引き起こす3つの原因*
1.発症要因…パワハラ・セクハラなどの直接的なストレス
2.背景要因…職場の環境・自分を責めてしまうなどの慢性的ストレス
3.維持増悪要因…ストレスによる頭痛やめまいなどの症状への不安がストレスとなり、症状が悪化する悪循環に陥る
心をリセットする
嫌な事や不安を繰り返し思い出してしまう反芻思考₍はんすうしこう₎を断ち切る事が大切である
※反芻思考がおきやすい人はうつ病を発症するリスクが高くなる
断ち切る方法として有効なものがマインドフルネスという方法である
※マインドフルネス…呼吸や筋肉の動き、その瞬間に体験している事に集中すること
マインドフルネスは、うつ病や不安障害の治療法の他、ストレスを軽減する方法として世界的に研究が進められている
マインドフルネスの代表的な方法
…ヨガ・瞑想・禅
ストレス軽減のために現実に目を向けて問題に対処する
とっさの判断にしばられずに、正しい状況判断を行うことで解決策を見出し、問題に対処していく
問題の対処方法
・目標を達成するための手立てや問題を解決する方法を考え実行する
・周囲の人が手助けできる環境の用意
・カウンセラーのとの対話によって情報をあらためて整理する